私は、プレゼンが苦手です。
社内会議で、パワポを映して話す。
それだけのことなのに、
気づくと手元の原稿を読んでいるだけ。
たまに顔を上げると、
みんなの視線がこっちを向いている。
その瞬間、頭が真っ白になります。
どこまで読んだっけ。
次は何を言うんだっけ。
あわてて原稿に目を戻して、
また読むだけに戻ってしまう。
同じような経験、ありませんか?
じゃあ、カンペなんて見ないで
話せるようになればいいのか?
調べてみて、私はこう考えるようになりました→
カンペは、捨てなくていい。
「読むもの」から「戻る場所」に変えればいい。
今回は、プレゼンでカンペを見ながらでも
落ち着いて話すコツについて、
ゆるく話していこうと思います。
カンペは、読むためではなく戻るためにある
カンペには、2種類あると思っています→
ひとつは、話す言葉を全部書いた「台本」。
もうひとつは、話す順番だけを書いた「地図」。
私が使っていたのは、台本のほうでした。
全部書いておけば安心。
そう思っていたんです。
でも、調べてみると
台本型のカンペには弱点がありました。
一か所でも見失うと、
そこから先が全部崩れやすいんです。
文章を目で追っているので、
どこを読んでいたか分からなくなると
もう戻れません。
たとえるなら、道順を全部文章で書いたメモです。
「2つ目の角を右、その先のコンビニを左」
一度曲がりそこねたら、
メモはもう役に立ちません。
地図なら、迷っても
今いる場所から戻れます。
カンペも同じで、
書くのはキーワードだけでいい。
1枚のスライドに、3つくらい。
カンペは、読むためではなく、戻るためにある。
カンペを見ながらでも、頭が真っ白になったら黙っていい
じゃあ、それでも頭が真っ白になったら
どうすればいいのか?
調べていて、少しほっとしたことがあります。
話している途中の数秒の沈黙は、
自分が思うほど、聞いている人には長く感じないそうです。
私は、沈黙が怖くて、
とにかく何か言わなきゃと焦っていました。
焦るから、余計に言葉が出てこない。
そこで、ひとつ決めておくことにしました。
頭が真っ白になったら、
「少し確認します」と言って、カンペを見ながら話を戻す。
私はこれを「戻り札」と呼んでいます。
この一言を先に決めておくだけで、
真っ白になっても、次にやることが分かります。
止まることより、焦ることのほうが怖い。
パワポの発表者ツールは、カンペの置き場所
もうひとつ、知らなかったことがあります。
パワポには「発表者ツール」という機能があります。
スライドの下にある「ノート」の欄に書いたメモを、
自分のパソコンの画面だけに出せるんです。
会議室のプロジェクターやモニターには、
いつもどおりスライドだけが映ります。
つまり、カンペを手に持たなくていい。
私はいままで、紙の原稿を手に持って、
下を向いて読んでいました。
画面のすぐそばにカンペがあれば、
目線の動きも小さくてすみます。
ただし、ノートの欄に書けても、
画面に一度に出せる量には限りがあるそうです。
ここでも、全文ではなくキーワードだけ。
会議の前に一度、会議室でつないで
表示を確かめておくと安心だと思います。
カンペは、手に持つより、画面に置く。
顔を上げるのは、文の終わりだけでいい
最後に、カンペを見ながら話すときの目線の話です。
「原稿ばかり見ないで、前を見て話しましょう」
よく聞きますよね。
でも、それができないから困っているわけです笑。
調べてみると、ずっと前を見ている必要はなく、
顔を上げるのは文の終わりでいい、という話がありました。
キーワードを見て、話し始める。
文の終わりで、顔を上げる。
これなら、私にもできそうです。
全部見なくていい。終わりだけ見ればいい。
今日のまとめ
原稿を読むだけになって、顔を上げたら頭が真っ白。
その原因は、カンペを見ていたことではなく、
カンペの作り方と使い方にありました。
- カンペは全文ではなく、キーワードだけ
- 真っ白になったら「少し確認します」
- パワポの発表者ツールで、手元に置く
- 顔を上げるのは、文の終わりだけ
カンペは、読むものではなく、戻る場所。
次の会議では、この4つを
ひとつずつ試してみるつもりです。
最後にひとつ、問いかけです。
あなたのカンペには、
いま何文字くらい書いてありますか?
まずは今日、次のプレゼン資料のノート欄に、
1枚につきキーワードを3つだけ書いてみてください。

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